大連市章と大連市花(月季)
市章、市花についてはHP大連信息網・政府版(www.dalian.gov.cn)の画像を使用しています。 




地  理
遼寧省大連市は中国東北部(黒龍江省、吉林省、遼寧省)の中で最も南に位置し、南西に突き出た遼東半島にあって海に囲まれています。緯度で見ると日本の仙台ぐらいの所となっていますので冬はやはり寒いのですが、海洋性気候のため雪はめったに降りません。
大連市の行政区画は市内中心部である市区の中山区、西崗区、甘井子区、沙河口区の四つの区と行政区として金州区、日清・日露戦争の地である旅順口区、庄河市、瓦房店市、普蘭店市と長海県で成り立っています。そして、中山広場や天津街など良く知られた所の多くが中山区に集まっています。
また、大連は良港に恵まれていることもあって東北部最大の港でもあります。(冬でも凍らない港だそうです。)
大連行政所轄部を含めた面積は12,573ku、総人口は約590万人となっています。(2012年)
 
テレビ塔のある緑山からの市内中心部の展望です。高層建築物が
次々と建てられています。(2009.08撮影)
 
歴  史
 
唐代以降
唐代はじめ、大連は「三山浦」とよばれる小さな漁村に過ぎませんでした。しかし、この地には上質な青泥が有ると伝えられ,人々はこの地を掘り起こし家を建てたそうです。そして長い年月がたって、ついには窪地になり、明清代以来大連が「青泥窪」と呼ばれるようになりました。現在でも大連駅付近が「青泥窪橋」と呼ばれているのはこのためです。
日清戦争以降
1894年7月、日清戦争(中国では中日甲午戦争という)が勃発し、翌1895年「下関条約」(同、馬関条約)でこの戦争は終結します。1898年、清朝政府は帝政ロシアとの間に旅順と大連を租借する条約を結びます。(同、旅大租地条約)翌年の1899年、帝政ロシアにより青泥窪一帯は都市建設が開始、「ダーリニー」(達里尼)と名づけた。その後、1904年2月、大連地区を主戦場とする日露戦争が勃発。この戦争は翌年1905年の「ポーツマス条約」(同、朴茨茅斯和約)にて終結し、日本による植民地時代が1945年の日本敗戦までの約40年間続きました。
なお、「大連」の名称については1905年、日本軍により「達里尼」から現在の都市名である「大連」と正式に改称されました。
第2次世界大戦以降
終戦後、ソ連紅軍が駐留。1945年11月、大連市政府が正式に成立し、また1949年中華人民共和国が成立しました。1950年中ソ友好同盟条約が締結され、以降ソ連軍の旅順海軍基地撤退など行われています。1984年中国沿海解放都市の指名を受け大連経済技術開発区の建設が着手されました。
近年、街は大変綺麗になっています。ゴミが見られません。また、歩きながらタバコを吸っている人もほとんど見られないのは大連市の進める美化運動が実を結んだ結果と言えるのでしょう。
<参考文献> 
   「地球の歩き方〜大連と中国東北地方」  地球の歩き方編集室、ダイヤモンド社 
   「地球ライブラリー〜大連に暮らす」  「大連に暮らす」編集委員会、ジェトロ
 
 
中山広場を囲むように古い建物が今なお健在です。そして夜のライトアップは圧巻です。
 
気  候
 
大連の気候は大陸性モンスーン気候で日本と同様四季がはっきりしています。平均気温は寒い1月で−4度、夏の8月で23度となっており、また年平均降雨量は550〜1000mmとなっています。また、4月〜9月が南風偏西風、10月〜3月が北風偏西風となります。霧や空気の汚れで見通しの余り良くない大連ですが、5月ごろの空っ風の時期は遠くまで見渡すことができます。
 
気 温                        降水量

<参考文献>   「大連旅遊便覧」  遼寧人民出版社
 
日本との関係
 
大連は日清・日露戦争の戦場でもあったにもかかわらず、日本に対し大変近親感を持っている都市と言えます。街の風景も旧統治時代の建物が多く残っていたり、一部の路面電車はその頃のを使用しているなど、訪れる日本人にとっても違和感の少ない街でもあります。
経済関係
2012年現在、日本系企業数は4498社が登記されています。
友好都市
大連市は姉妹都市として北九州市、京都府舞鶴市、青森県(友好経済交流協定)、愛媛県(友好経済交流協定)、諏訪市(観光協定)。大連市中山区と東京都荒川区、大連市金州区と石川県七尾市、三重県尾鷲市。大連瓦房店市と熊本県玉名市、山形県天童市。また、佐賀県伊万里市は友好合作関係都市の関係にあります。また、秋田県小阪町は平成12年度に中国大連市と「アカシア祭り友好交流意向書」の協定を締結しました。大連の中心部から南に行った所に「北大橋」があります。この橋は北九州市との友好都市締結を記念して建てられました。

<参考文献> 「地球ライブラリー〜大連に暮らす」 「大連に暮らす」編集委員会、ジェトロ

そっくりです!!




      大連市 「芸術展覧館」       北九州市 「国際友好記念図書館」

左は大連勝利橋近くロシア街入口にある「芸術展覧館」、右は北九州市門司港地区の「国際友好記念図書館」で大連市との友好都市締結15周年を記念して建設された建物です。
「大連都市物語」(西澤泰彦著)によりますと、「芸術展覧館」はもともと東清鉄道汽船会社(帝政ロシアによる建築)であった・・。1994年に「国際友好記念図書館」はレプリカとして門司港地区に建てられる。ややこしい話しですが、現在の大連「芸術展覧館」は旧東清鉄道汽船会社そのものではなく、取り壊された後、材料を日本から輸入し復元されたとの事です。

 
※ 北九州市 「国際友好記念図書館」の簡単な紹介

労働公園内にある「中日友好之碑」。碑の横に日本から送られた桜の木が植えてあります。
 
大連大型イベント
 
中国迎春花火爆竹大会
開催時期は1月〜2月で年によって異なっています。会場は星海会展中心南広場他で、花火大会、爆竹大会、灯篭展、美食祭、演芸会などのイベントが行われます。特に爆竹は中国国内で禁止されているとの事もあって特別な催し物と言えます。 動画1動画2

アカシア祭り
「アカシアの大連」と言われるようにアカシアと大連の街は良くマッチしています。毎年5月の中旬以降に星海会展中心や四大公園他で多彩なイベントが行われます。このお祭りを見に外国人とりわけ日本人が多く訪れ、この地で過ごした方の同窓会なども行われているようです。 動画

中国大連輸出商品交易会
毎年7月に開催されているそうです。開催場所は海会展中心。各国からバイヤーがきて商談がされます。内容は機械、電子、自動車、工芸品、医薬品など多岐に渡っています。

中国(大連)国際服装紡績品博覧会(大連国際ファッション祭り)
ファッションの街大連とも言われます。毎年9月に市体育場での開会式をスタートにファッションショーやファッション展、中国若手ファッションデザイン大会、ファッションパレードなどが行われます。世界各国の有名デザイナーがショーを繰り広げます。大連の街を歩く女性、とりわけ地元大連出身の女性の背丈はは170cm以上との事で街中はいつもファッションショー?。大連は他の都市に比べ一歩進んでいるように感じます。 動画

大連国際マラソン
大連の秋の風物詩、大連国際マラソン。開催時期は6月でフルマラソンのほか車椅子フルマラソンなど行われます。 動画

大連国際ウォーキング大会
5月ころ2日間に渡り開催されます。集合場所は星海広場で、1日目が森林動物公園と黄海を望む5km〜30kmの各コース。2日目は海と緑の学園都市10km〜30kmのコースとなっていました。 動画

大連国際ビール祭り
 
毎年7月〜8月星海広場で開催されます。各国のビールが一同に集まります。 動画

大連国際沙灘文化節
7月から8月にかけてリゾート地金石灘で行われる国際砂浜文化祭り。多くの観光客が来ます。 

  ★★ イベントの詳細につきましては随時紹介します。
 
(左)ファッション祭り前夜祭。(右)全日空杯マラソン大会の様子です。
 
大連に旅行される方へのミニアドバイス
 
気候−−−−−大連の緯度はちょうど秋田県のあたりに位置します。年間の気温は1月がマイナス4度ぐらいで夏8月が平均23度ぐらいとなっています。雨の多い季節は夏の7、8月で月間雨量170mm程度です。海に囲まれているため緯度で感じる程冬は寒くはないようです。大連では、5月のアカシアの時期に空っ風が吹き、一年で最も空気の澄んだ頃となります。

年間行事−−−主な祝祭日と年間行事ですが、1月1日元旦、旧暦1月1日(祝日)、3月8日三八婦女節(祝日)、4月5日清明節(祝日)、5月1日五一国際労働節(祝日)、5月4日五四青年節(祝日)、5月末アカシア祭り、6月大連マラソン、7月1日建党記念日、8月1日建軍記念日、9月10日教師節、9月中旬大連国際ファッション祭り、旧暦8月15日中秋節、10月1日国慶節。

交通事情−−−路面電車は2系統あります。ここ数年、車両は新しいものに変わりつつあり、きれいになって行くのに反して、昔の風情が消えつつあります。バスについても香港で見られる二階建車両が増えています。北方香港と言われる大連にふさわしい変わりようといえます。トロリーバスは1系統で車両も新型になっています。日本と異なる点は路面電車、トロリーの運転手さんが女性だと言う事です。また、タクシーは初乗り8元で旅行者が移動に使うのならバスより便利ではないでしょうか。ただ、ごくまれに悪質な運転手もいますので、乗る時は助手席に座り、前方を一枚写真に撮っておきましょう。助手席の前には運転手の名前を書いたカードが置かれていますので、このカードが写真に写されたと思わせるのがコツです。(ほとんどの運転手は大変親切です。)

治安−−−−−治安は良い方だと思います。スリに注意と言う話をききますが、私が大連に行って、そのような目にあったことはありません。しかし、言葉の違い、生活習慣の違いなどから誤解を生まないとも限りませんので、常に注意が必要です。

物価−−−−−日本と変わらないのはホテルのレストラン、ブランドもの、外国製品(日米欧)など。安いのは一般市民の利用する食堂や日用品、交通機関、食料品など。正規のCD、DVDも安く買えます。

行って見たい所−−大連一の繁華街の天津街。ライトアップできれいな夜の中山広場。市民の休日憩いの場の労働公園。市内を一望できるテレビ塔。女子騎馬警察隊と人民広場などなど。

食事−−−−−大連に来たのなら餃子を食べたいものです。また、新鮮な魚介類もおすすめ。その外、日本のしゃぶしゃぶに類した火鍋は一般的な食事となっています。勝利広場地下1階やショッピングセンターのファーストフード店は種類も多く気軽に食べれてお勧めです。天津街の露天でも中国各地のものが食べれます。また、日本食(本格的〜たこ焼きまで)もあちこちにありますから中国食に飽きたらどうぞ。

買物−−−−−ガラス細工の切り子、魚介類の干したもの、文物(高価でないもの)、貝細工などがお土産に良いと思います。(安いものばかりです。)買うか買わないかは別にして、勝利広場の2元SHOPや労働公園地下の市場、駅裏の双興商城も雰囲気が違っていいのではないでしょうか。

注意する事−−中国に行くと良く下痢をします。こまめに手を洗うようにしましょう。特にお札を触ったら手を洗えと言います。薬も忘れずに。

手に入れたい物−−月刊誌「コンシェルジュ」、「i.D愛迪広告」、「B play ビプレ」。大連マップや季節の情報、日本食関係のお店の紹介他が載せられています。ホテルなどで無料で貰えます。また、「大連交通旅遊図」(5元くらい)を買っておけばどこに行くのにも便利です。新聞売り場に置いてあります。


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